社員インタビュー

“最先端のデジタル技術を
用いた専門部隊”
それがスマートインダストリー事業本部

スマートインダストリー事業本部

岡田 究 / 堀田 浩史

岡田 究 / 堀田 浩史

岡田 究 2004年入社
スマートインダストリー事業本部 本部長


堀田 浩史 2004年入社
システムソリューション部 部長



デジタル技術でお客様を支援するべく生まれたスマートインダストリー事業本部

堀田
機械科の大学を卒業後、コーワメックスに入社して17年目です。コンピューターシミュレーションによる製品の強度や振動、熱などを評価・解析するCAEに携わり、プロジェクトリーダーや約20名のチームを率いるマネジメントを行ってきました。今年度からはスマートインダストリー事業本部の中にあるシステムソリューション部のマネージャーをしています。

岡田
私は入社後、電子系の部署に配属されて、カーナビやEV車などのECU開発エンジニアを十数年間経験した後、グループ会社の豆蔵との共同プロジェクトに数年間携わりました。それまでの業務経験に比較して、非常にレベルの高いプロジェクトでした。プロジェクトは様々な業種、業態のお客様からのざっくりとした要望に対して、システム検討を行い、見積も含めて提案し、受注後はソフト・メカと連携しながら構想設計や詳細設計、試作、製造まで一括で対応するといった内容でした。自動車業界しか経験がなかった自分にとってはチャレンジングなプロジェクトであり、大変でしたがとても成長できました。その後、クラウドサービスを用いた開発支援などの領域を含め、グループの中でもコーワメックスが中心となって対応する流れとなり、スマートインダストリー事業本部が設立され、自らが関わることになりました。


堀田
数年前から、デジタル技術による効率化や自動化といったニーズが多くなってきました。その声に応えるべく専門部隊を作ろうとコーワメックスで組織化した次第です。






最先端の技術を織り交ぜて1から10まで幅広く対応



堀田
私がリーダーを務めるシステムソリューション部には、CAE設計室とツール開発室があります。行う事業は、どちらもデジタル技術によるお客様の支援。CAE設計室ではコンピューターシミュレーションを使った設計改善やコスト削減の提案を行っています。ツール開発室では製造現場における検査工程の自動化や効率化、さらにはIoTシステムによるデータの可視化などを支援しています。実際に、お客様の製造現場までお伺いし、お客様の需要に合った提案を行うこともあります。


岡田
プロダクト開発部では仕様検討から設計、製造、品質保証、保守まで一貫した支援を行っています。自動車のECUやIoTデバイス、ヘルスケアデバイスなどをMATLAB/Simulinkを使用したモデルベース開発手法で行うなど、幅広く対応していますが、お客様の中には設計に関する知識など、技術的にはあまり詳しくない方も多いです。お客様の課題や要望、納期やコストなどをヒアリングし、提案しながら受注活動を進めて行く営業的な役割も担っています。提案の中では、我々も経験したことがない新しい技術を織り交ぜることもあります。スキルの領域を広げたい方や、モノづくりに近い領域でチャレンジしたい方には最適な環境だと思います。


堀田
当社はエンジニアリング企業としては珍しく、メカ・エレキ・ソフトの3職種のエンジニアがいます。お客様からの要望に対してメカ・エレキ・ソフトすべての面で一貫して応えられるのも当社の強みですね。3職種のエンジニアが一つのプロジェクトで一緒に仕事をしていますので、互いにコミュニケーションを取る事で知識の幅が広がっていきます。CASEやSDGsに繋がる開発など、トレンドに沿った最先端の開発に携われることも魅力です。





ますます拡大する組織で技術を極める

堀田
40年の歴史にてお客様と築いてきた信頼関係があり、新技術への取り組みなどビジネスチャンスが数多くあります。失敗を恐れずチャレンジできる人は活躍の場があると思います。レベルの高い技術者も集まっていますので、刺激的な環境です。拡大していく過程の一員を担うというのは、技術を極めていきたい方にとっても価値ある経験となると思います。

岡田
スマートインダストリー事業本部は会社からの期待も大きく、組織の拡大が求められています。少人数からスタートしたばかりですので、これから入社する方の新しい発想はとても大切だと感じています。事業部に所属する一人一人の提案や発言は新たなチャンスに繋がり、会社を変えていく可能性は大いにあります。メンバーの年齢や経験も様々で、私よりも年上で比にならないほどの開発経験がある方から、30歳を過ぎたばかりのエンジニアまで幅広く活躍しています。それぞれが自分の仕事に責任と誇りを持って取り組むのが組織のスタイルだと思います。フレックスや有休などを活用し、ワークライフバランスの実現も可能です。組織作りに関わりながら、新しい事業の拡大に挑戦したい方を是非、お待ちしています。