エンジニアStory


“信頼”をもとに、更なる業務拡大へ




Y.T 2005年入社
スマートモビリティ事業本部 本部長


M.M 2015年入社
モビリティシステム1部
先進技術制御室
ADAS制御課


Y.A 2011年入社
モビリティシステム1部
先進技術制御室
ADAS制御課





■ECUのソフトウェア開発プロジェクトについて教えてください。

わずか2名からのスタート。手探りからの出発。

Y.T
自動車の予防安全支援のために、カメラで前方環境を検知して他センサの認識結果や画像認識結果を制御するECUを開発しています。手がけているECUは前車追従走行や被害軽減ブレーキ、レーンキープアシストなど、予防安全支援技術が採用されている車両に搭載されており、顧客要求から定義した仕様を基に、設計からコーディング、評価までの工程を当社プロジェクトチームで責任をもって担当し、お客様へ納品しています。当初はハードウェア開発に携わっていましたが、ソフトウェア開発も3年前にプロジェクトチームを立ち上げました。

プロジェクト開始時の初期メンバーはわずか2名で、対応できる業務範囲はとても狭かったです。そこからY.Aさん、M.Mさんがチームに加わるなど7名までにメンバーが増えました。結果、業務領域は急速に拡大しました。かなり急な拡大でしたので、覚えることも多くY.AさんやM.Mさんは大変苦労したかと思います。



Y.A
プロジェクトリーダとして、顧客折衝、プロジェクト管理、メンバー管理、成果物監査などを対応しています。自分自身が成長していくとともに、メンバー育成にも注力し、一緒に成長してくことでグループも拡大していきました。

M.M
新たなチャレンジとしてプロジェクトに参画しましたが、当時は機能が多いため覚えることもたくさんあり、また対応車両も多く大変だったことが印象に残っています。その時は先輩であるY.Aさんにいろいろと相談しながら、一つずつ計画的に対応し成長することができました。

Y.A
プロジェクトの開発サイクルも早いですしね。発注から納品まではおよそ1ヶ月で進みます。責任をもって成果物を納品する必要があるため、成果物の品質保証などに急な仕様変更が発生した場合は、プロジェクトの管理などで大変な部分もありますが、大変な時ほどやり遂げた時の達成感が大きいです。






■プロジェクトを通じて成長した点を教えてください

自ら考えて熟す力が身についた



Y.A
お客様の要望をどのように実現するかを設計するところから、設計書を基にしたコーディングや、仕様が実現できているかの評価まで幅広く対応してきたため、開発スキルを伸ばすことができたと考えています。現在は一部のモジュールを対応していますが、いずれは対応範囲を拡大して、新規領域にチャレンジしていきたいです。

M.M
始めはチームの皆さんに相談しながら業務を進めることが多かったですが、少しずつ自分で考える力が身に付いてきたと感じています。まだサポートが必要ですが、今後はすべての業務を一人で対応できるようになることが目標です。

Y.T
プロジェクトの立ち上げから約3年で、ここまで業務拡大できたのは、チーム全員のお陰です。そして、お客様からも認めてもらえているからだと思っています。さらに業務範囲を拡大してほしいという要望まで頂いているので、Y.AさんとM.Mさんには、引き続き頑張ってもらいたいです。当社が担当する業務は数多くありますので、今のプロジェクトだけでなく、将来的には新しい分野にもどんどん挑戦して、ステップアップすることも視野に入れていただきたいです。





■このプロジェクトに向いている人物像を教えてください

新しいことにも積極的にチャレンジする姿勢が大切

Y.A
プロジェクトリーダーとして思うのは、都度その状況に合わせて認識を合わせながら業務を進める必要があるので、報連相は大切だと思います。当社は社員同士の風通しが良く、誰とでも話しやすい雰囲気がありますので、困ったことがあれば気軽に相談してほしいですね。グループメンバーでバーベキューするなど仕事以外の繋がりがあることも魅力です。

M.M
私もそう思います。対話しながら一緒に仕事できる人が良いですね。実際、話しかけづらいと感じる人もおらず、皆さんと仲良くお話させてもらっています。

Y.T
自分から積極的に新しいことを覚える姿勢を大切にしてほしいです。プロジェクトを進めるうえで重要になってくるのは成果物です。いかに効率よく開発して納期内で納品できるか。自分の考えを持ってプロジェクトを進めることができる方は、ぜひ当社で活躍してほしいと思います。